サファイア フラワーモチーフリング

サファイアで表現されたブルーの花模様が印象的なリングです。
アンティークジュエリーの中でも19世紀半ばくらいまで好まれた葉や枝をリアルに模る技法をとらずに、 オーバルカットのサファイアを花びらに見立て、シルエットでモチーフを表現しています。

花という自然のモチーフですが、中心に据えたダイヤモンドの周りに規則的に石を配することで、幾何学的な要素も加わり文様的な美しさも感じさせます。

また、ミル打ちなどのプラチナジュエリーに多用された技法も取り入れられており、19世紀の古典的な様式から少し後のアールデコに代表される モダン＆グラフィカルなデザインへ移り変わりゆく時代が思われます。

デザインだけでなく、石の高さをほぼ同じ面に揃えてセットすることで、オーナメント部分の厚みを抑え、着用感も良好な仕上がりとなっています。

シンプルで現代的なスタイルともスムーズにコーディネートでき、さりげなく日常使いを楽しみながら、歴史の流れをも体感できるリングです。